2008年11月13日木曜日

TARP Troubled Asset Relief Program

TARPは資本注入が好ましい、不良資産の買取りは消極的=米財務長官 [ワシントン 12日 ロイター]

銀行への資本注入が不良資産の直接買い取りよりは効果があるのは、信用創造の機能があるので自明の理だが、TARP成立の際に不良資産買取を激しく主張していた姿とは随分隔たりがある。簡単に言うと予算が足りないのだ。

一度救済したファニーやAIGが追加を求め、さらにGMなど自動車業界のみならずGEまでも救済が必要なようだ。 GMは救うも地獄、救わぬも地獄で一時的な資金をつけてももう元には戻らない事は皆が知っている。市場は救済策を待っている訳では無いだろう。

今朝のニュースヘッドラインはいつもと違う恐怖を感じる。


GEの金融部門GE Capitalの債券1390億ドルに政府が保証をつける。GEのWEBではFDICによるTemporary Liquidity Guarantee Program(TLGP)の対象になったとアナウンスしている。


米下院金融サービス委員会委員長のバーニーフランクは提出中の250億ドルの追加支援策Treasury's financial-rescue planによりGM,Ford,Chryslerに支払われるだろうと述べている。
7000億ドルの一部使用の許可が必要で19日に公聴会があるそうだ。

JPモルガンのダイモンCEOは経済は現状の資本市場危以上に深刻になる、金融危機とは切り離して考えなければビジネスに深刻な影響を与えるだろうと話ている。blp

メリルリンチのジョン・ザイン会長は米国経済の崩壊は非常に早い速度で進んでいる。これは世界的な不況で、1987、1998や2001年のような生易しい不況では無く、1929規模のものだ。 デカップリングなぞは無い。全てに影響するだろう。   FT

元GS会長のホワイトヘッド氏は今回は大恐慌以上の困難に直面しており拡大する財政赤字が経済システムの根幹である米国の信用低下をもたらすだろう。私は常にポジティブでオプティミスティックだが今回は解決策を見つけられない。  ロイター

これまで大恐慌との比較は”以来”であったが、ホワイトヘッド氏は”以上”と踏み込んだ。

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