2008年12月19日金曜日

週末雑感


年末を控えて各国対策が出揃って来た、読売新聞によると日本でも「生活防衛のための金融対策」で銀行等保有株式機構に20兆円枠の政府保証をつける事が決まった。 少しde ja vuだが、麻生内閣発足後の総額は64兆円になった。 

これに福田内閣時の「安心実現の為の緊急総合対策」11.5兆円と併せて75兆円だそうだ。 対策の目的部分が曖昧なのは横においても、日銀も利下げ、CP購入と、とにかく出揃った訳だ。

各社ストラテジストも今が買い場とは言えないから、09年中に買い場、09年は"年足が陽線"と言うストラテジーとなる。 米国に関しては例えベア・マーケット・ラリーであれ、一度はのってみる機会かもしれない。
と言う事は日本株も影響を受けるだろう。

日経平均 週足                

原油価格が下落し米国個人消費ベースで年率で2,500億ドル程度の節約となってきた、また対策が出揃い、オバマ新政権は来年を待たず期待を振りまいている。 何より出来ることは何でもやると宣言しているのだから、あまりにも大雑把で申し訳ないが、米国政府のファイナンスが困難になるまで、あるいは市場が失敗と判断するまでは少なくとも下値は堅いと考えるのが自然だろう。 

また9月、10月はリーマン・ショックから信用逼迫が生じ、ヘッジファンドの解約もさる事ながら、プライム・ブローカーによる、レバレッジの収縮がフォース・セリング(強制売却)を促し、それらが同時多発的に発生したから起こった暴落だ。 現状の金融システムに対する各国中央銀行の手厚い資金供給から、同じ事は起こりにくいと思う。

一方で、Big3の状況を見ての通り、デレバレッジはゆっくり進行中なので、値頃感から急激に上昇する事もないし、もしあるなら絶好のショート・セリングのエントリーになってしまうだろう。

来週は経済指標が結構多いが、"想像していたより悪いか?"と言う問題で、大幅に売り込むにはリスクが大きいと思う。 なにしろマドフが5兆円飛ばしてもあまり反応せず、新聞の社会面へ移ってしまった程度だから。

また現在日本は円高で悩んでいるが、USD Indexは暴落の過程にある。
ベアースターンズ崩壊後の小康状態ではドル安を反映して意外にSPの企業収益は悪くなかったのだ。



自動車の極端な販売不振も勿論不況に身構えて車を買わないと言う事もあるだろうが、オート・ローンが証券化出来ず、購入希望者が与信を貰えないケースが増加している影響が多いと聞く。

極端な低下はその後を暗示するサインであっても、極端からのゆり戻しがベアー・マーケット・ラリーを形成するだろう。

尤もベアー・マーケットと呼んでいる自体、その後の反落を予想している訳だが。
結局09年中に底を打つと言っているのと同じか。

0 件のコメント: