2008年12月2日火曜日

ISM製造業景況指数


米国供給管理協会製造業景況指数
ISM= Institute for Supply Management
以前はNAPM 全米購買部協会指数と呼ばれていた。
今回は製造業のデータだが、非製造業もあり、3日(水)の発表だ。

製造業350社の購買担当役員にアンケート調査、日銀短観と類似している。一ヶ月前と比較して「良い」、「同じ」、「悪い」の3社択一で50%が分岐点。

アンケートされる購買担当者は株式市場等の市況やGMなどのニュースに当然ながら大きく影響を受けるためブレは大きいが、主要経済指標の中では最初に発表される為特に重宝されている。今回は株式市場が発した:景気は「相当酷い」:と言う印象を購買担当者が受けて、それを株式市場に再度フィード・バックした形になっている。

データはISMのHPから簡単に取れる。

米国供給管理協会製造業景況指数、11月は36.2と前月38.9から低下した。これは1982年5月以来の最低。予想の37.0も下回った。

新規受注は27.9と80年6月(24.2)以来の最低

仕入価格指数は25.5と49年6月(10.6)以来最低水準。エネルギー価格の急落が背景。
仕入れ値は下がっている訳だ。

株価との関係では以下が1950年からのSP500との関係で、転換点となる事が多い。

見にくいので、ISMの悪かった70年、80年台をクローズ・アップすると以下のようになる。


因みに、少々荒っぽいが、上記の景況指数は月初に発表されるので、指数が50を超えた場合の発表月のリターンを計算してみた。例えば8月の数字が50越えの場合の9月のリターンだ。

1950年から706ヶ月あり、50超は484ヶ月で平均月次リターンは0.58%50以下の場合は222ヶ月で平均月次リターンは0.79%だ。

さらに景況指数が前月に比べて+の場合は335ヶ月で平均月次リターンは0.56%0もしくは(-)の場合は371ヶ月で平均月次リターンは0.73%だった。

この間のSP500は月次0.6493%のリターンで、年率にすると約8%のリターンがあった。直近大幅に下げているが、それでも1950年比較で約50倍になっている。

0 件のコメント: