2009年1月4日日曜日

2009年 展望雑感


明日から2009年の東京市場が始まる。
正月休みの間にも、原油価格が安くなると何故か?いつも発生する中東でのイザコザが、お約束通りの展開で、原油価格は跳ね上がっている。 Light sweet crude NY 46.51  +1.91  (12月安値35.13)

1ヶ月チャート

今は原油価格の上昇はポジティブだ。

住宅価格指数ケース・シラー(CR)は未だ底打ち感は無いし、景況指数その他にも改善は見られない。1月中旬以降の米国企業収益も期待は持てない。

しかしながら年末から株価は上昇し、CBOEのボラティリティ指数VIXは10、11月の80近辺から40近辺にまで急低下してきている。 オバマ新大統領期待でしばらく上昇するだろうか?

しばらく上昇してくれれば、1月の最初の5日間が高いとその年は86%の確率で上昇するそうだし、1月が高いと74.1%の確率でその年は高いそうだ。 また2009年のように末尾9の年は過去12回中9回高いそうだから景色も少しは変わるかもしれない。

しかし、基本は米国個人消費を支えていた米国経常赤字と資本流入、結果積み上げられた信用の解消であるデレバレッジは簡単には収まらない。 いろいろな物が限界(臨界点)に近づいているのかもしれない。

企業収益で見れば、
  • レバレッジによる割安な資金調達の終わり
  • 米国法人税率低下トレンドの終焉 グラフはPIMCO HPより

下値はFRBが支えており、上値は企業収益によって抑えられる相場展開だろう。
その間にインフラの改善、省エネ化による資源価格の影響の軽微化、教育医療部門の効率性改善などで、競争力の再構築を図っている。 米国の国家戦略だ。

日本は国家戦略は描けておらず、ドル安懸念下における財政出動によって円高が定着する可能性もある。世界中でみると投資プライオリティは低いままだろう。 それでも米国市場につられて、外人投資家のリスク許容度の赴くままの相場展開が続くだろうから、結局米国の長期国家戦略待ちなのだろうか?

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