2009年1月28日水曜日

起きていることはすべて正しい


高校は近郊の県立の進学校だったが、田舎にありがちなのんびりとした校風で、英語の授業を抜け出しては校内の図書館に行き本を読んでいた。3分2だった出席日数の限度を気にしながら通っていたが、おおらかなもので、図書館のおばさんは何も聞かずにお茶を出したりしてくれた。

そのころ読んでいたのは、開口健、安岡章太郎、遠藤周作、野坂昭如、ちょっと時代が古いが織田作之助などで、織田作は今でも関西方面の短い旅には連れて行く事もある。こうした作家の出版物はそれ程多くは無いので、いきおい司馬遼太郎や池波正太郎と読み進み、”おっさん”みたいな高校生が出来上がってたようで、加齢臭が気になる以前から”おっさん”だった自覚はある。

経済書やファィナンスなど仕事関係の本は読むが、最近の小説やベストセラーのハウツー物などは、とんと読む機会が無いと言うより避けていたぐらいで、頭の中は坂の上で雲を見ているあたり、つまり近代的な自我が芽生えたあたりで思考停止していたのかも知れない。

前置きが長くなったが、最近は小説もベストセラーを読む事が多くなった。そんな中、勝間和代さんの起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術もついでに読んだ。こんなベストセラーを今更読んだと言うのも恥ずかしいが、素直に1500円は安いと思った。 これは野球をやっていて強いチームと試合をした時に似ていて、試合前のアップやノックの仕方、内野守備の球まわしが違う感じで、こう言うやり方をされたら100回試合しても勝てないなと言う人生の技術的な解説書だ。

彼女との共通項はレッツノートとe-mobileを使い倒しているところだけだった。グローブとバットぐらいは一緒か。 おっさんで読んでない方には一読をお奨めします。

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