2009年2月12日木曜日

米金融安定化策 0902


ガイトナー財務長官が発表した1兆ドルの米金融安定化策に対して具体性が無く、実効性に欠けると言う意見が多いが、元々BAD BANK構想+国有化議論の過程で資産価格の適正な評価と言う問題は直に解決できそうな問題ではなかった。 ガイトナーの発言で資産査定をやりたいと言う至極真っ当な話が挿入されていたのは当然だ。「未だそんな事言ってるの?」は無いだろう。

CNBC等の株式相場番組等を見ていると、もともと市場は今回の金融機関の損失に対して過小評価(損失を甘く見る)していたのでは無いだろうか。 陽気過ぎる。 それが今回の全般的な失望と不安になっているように思う。

住宅価格は未だ下がる予想で、商業不動産がこれから。BIG3はいよいよカウントダウン、格付けの見直しは未だ続いているし、今後も続く。 そもそもこの仮定で資産価格を決めよう、しかも国有化を出来る限り避け、中国当りが国債を外しだしているので、財政負担をミニマイズしてなど殆どMission Impossibleに近い条件下にある事に市場は気付いたのだと思う。

GDPの規模は違うが、米国で国費を費やしたイベント・ベスト・ランキング

第2次世界大戦       36,000億ドル
NASA(1958-2008)   8,512
ベトナム戦争          6,980
湾岸戦争 Ⅱ          5,970
ニューディール                    5,000
朝鮮戦争           4,540
S&L                                 2,560

CNBC インフレ調整推計値

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