2009年2月2日月曜日

Bad Bank 資産価格

Bad bank構想はやり方で混迷していると言う記事もあるが、根本は資産価格の査定にある。
NYTによると市場価格の取得が困難な場合、モデルによる価格評価のできるレベル3の資産が9月時点で6000億ドル程あるそうだ。

シンプルなMBSでもバリュエーションのバラつきは、金融機関97セント、SPが87セント、もしデフォルト率が倍になれば53セント、実際にトレードされているのは38セントと言う具合に誤差では済まない程の状態だ。 政府にしっかりしろと言ったところで、今後の景気見通しが誤差の角度で出来る訳では無いので、困難である事に変わりは無い。

市場では今回のBad bankプランは1兆ドル程必要ではないかとも言われている。(見通しでしか無いが。) TARPの残りが3500億ドル欠け、オバマ政権の復興策が8000億ドルだからサイズ的には一番大きな目玉になる。 いずれにせよ不透明な形価格査定が行われれば、市場はそれがコンサバティブな価格と考え、リスクプレミアムを乗せてくるとHFのマネージャーは語っている。

アブダビ投資庁のように昨年7月に75億ドル出資した株主は充分に咎めを受けているような気もするが、最近5ドル以下で買った株式ホルダーと同列で良いのだろうか? (勿論合理的には良いのだが)。 もし国有化して株主価値は0となると考えさせられる。 まして今回決定権は支持率のやたら高い民主党の米国政府チーム・オバマが握っている。

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