2009年3月27日金曜日

G20



日経平均は一目均衡表で雲を上に抜けてきた。

3月初旬からの上昇率は高く、当初想定していたレンジには早くも到達してしまった。
こんな急に上がってしまって大丈夫だろうか? と言ったところだ。

米国PPIP(ガイトナー・プラン)の途中経過が出るのがもう少し先だとすれば、目先の焦点は来週4月2日のG20だろう。

G20では、日本はカヤの外気味だが、各国が調整に入って来ている。
昨晩の海外ニュースではG20絡みが圧倒的に多い。

景気対策は各国積極的に行なっているので、議題は以下になると思う。

1.IMFを中心とした周辺国対策 欧州を意識-反対は無いだろうから規模の問題だ。
2.ヘッジ・ファンド等、影の銀行システム対策

欧州は銀行に類似する形でのヘッジファンド規制を求めているが、米国は行きすぎには警戒的なスタンスを取っている。

ガイトナーは規制案を出しており、システミック・リスクを監督する組織の設置を考えているらしいが、そもそも今回の金融危機においても、バーナンキ始めFRBが予見できなかったものをどうやって予見するのか、シンプルな疑問も出ている。 登録強化と情報開示のレベルの問題になるだろう。

ヘッジファンドのレバレッジは全体で08年に1.7倍から1.4倍に低下、一方で銀行や証券が40~50倍あった事からみれば問題をヘッジ・ファンドに矮小化してしまう可能性もある。 

ソロスは怖い事を言っているが、株式市場としてどう取り上げるかはG20を通じて取りあえず今のところ中立だろう。 可能性は少ないがSDRを通じたドル問題がクローズ・アップされるリスクは注意しておきたい。

日本では、来月、日銀短観、8日には景気ウォーチャー等があり、昨日のトヨタの5月から減産圧縮のニュース等から見るに、下がり過ぎからの回復傾向は暫く続くと思う。

中期でのポイントは「未だ何も解決していない」事だろう。

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