2009年4月22日水曜日

電気自転車と電動アシスト自転車


カトラーさんのBlogで「爆走する中国の電気自転車ブーム」が取り上げられていた。

中国製の電気自転車は日本にも輸入されておりWEBでも購入する事ができるが、日本では基本的に原付扱いとなってしまう。 免許証が必要な事に加え実用面ではヘルメットの着用が購入を躊躇う一番面倒くさいポイントだろう。

日本の電動アシスト付き自転車は、自転車扱いである代わりに様々な規制が加えられている。  簡単に言うとペダルをこがずに走ってはならないのだ。

実は初期の物はパワー不足であった事もあり、昨年12月にパワーアップに改訂されている。 以前は人力とモーターの力の加減が1:1だったのだが、今回は1:2になったそうだ。


自転車協会によると電動アシスト自転車の販売台数は2000年の14万台から2008年には31万台に増加し原付バイクを追い抜いたそうだ。これには2006年の改正道交法によるバイクの路上駐車が規制対象となった事が販売増に大きく影響している。

一方で中国では、2007年度に2100万台も生産されている。 従ってややこしい日本仕様用にどうこうすると言うレベルでは無く、本国だけで手一杯な訳だ。
ヤマハ発動機の中国電動自転車に関する2006年に書かれたレポートは詳細で分かり易いが、ヤマハも安値による競争激化から中国からは撤退してしまった。もちろん電動自転車だけでは無く、2輪車においてはインドや中国では総需要にたいしてあまり売れていない。


これはヤマハだけだけれど、これらを見てて何を思ったかと言うと、米国の需要が以前のようには戻らないとして、中国需要に頼ると言う感じで市場が捉えているとすれば、単順に日本の自動車会社は買えないなと言う事だ。

それとホンダが二輪→軽→自動車と成長したように、電動自転車で量産の経験を積んでいると言うのは、電気自動車市場において凄く大きな利点になるのではないか? と言う事だ。

カトラーさんのblogで取り上げているが、バフェットが投資したBYDは、電池メーカーから自動車メーカーに展開している。 投資と言う少し長期的な観点から見れば「そう言う事なんだ」と納得してしまったと言う事。  電動アシスト自転車は野球における日本仕様の球でしかない。


サーチナ:東洋証券

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