小さい頃阪急ブレーブスのファンでよく西宮球場に野球を見に出かけていた。
ブレーブスは強いがなにしろ人気の無い球団で、巨人戦のラジオを聴きながら試合を見ている人も多かった。
ピッチャーでは山田、米田、梶本、今井雄太郎、山口たかし。
1塁 加藤初 2塁 マルカーノ 3塁 島谷(森本) SS 大橋譲 RF ウィリアムス CF 福本 LF 蓑田 C 中沢 ショートの大橋は打率2割に満たないがずっとレギュラーで、その強肩ゆえに西宮球場の外野芝は大橋の為に外野側に深く刈り込まれていた。
ダフ屋もボッタくりで高く売るのでは無く、招待券を安く売ってくれるので、「にいちゃん、窓口で買うより安いで。」と言う悪質と言うよりは、どちらかと言うと親切なおじさんだった。
特に巨人阪神戦が甲子園球場である時などは、直線距離で3km程しかないので、静まりかえった西宮球場に甲子園の歓声が聞こえてくる。
すると、白いイヤホンを耳につけたオイチャンが、阪急戦おかまいなしに「田渕が3ラン打ちよったでぇ!」と大きい声で叫んでいたものだ。
ある日、対近鉄戦でゲームは一方的(一方的が多かった)、手持ち無沙汰になったので球場の入場者を数えてみた。東京ドームじゃ考えられないだろうが、当時の西宮では観客をざっと数えるくらい充分可能なのだ。 結果は500人ぐらいで、それにプラス2階席に阪急百貨店ブレーブス応援団の団体がひと塊りいただけだった。 それでも翌日の新聞には観客6千と書いてあった。6千がミニマムだった。
仕事をするようになって、取引先の役員にこの話と「西宮じゃベンチ裏の席でも前のイスの背もたれに足をかけて見れた」と自慢したら、「難波(南海ホークス:大阪球場)はベンチ裏で寝転んで見れるで。」と言い返されたものだ。 川崎球場で外野席に熱々のカップルがいて選手が興奮したり、花火や流しソーメンをしてた頃の何とも愛らしいパ・リーグの話だ。
最近はパリーグが面白い。
今日電話でそんな話をしていたら、データが気になったので少し調べてみた。
3年間のチーム別ホーム1試合平均観客動員数

日本ハム、西武と目立つ。 交流戦で巨人か阪神戦があると数字は伸びる。
もはやパリーグも昔のような惨めさは無い。
セ・パ両リーグ1試合平均観客動員数時系列
実は実際の観客動員数実数を発表するようになったのは2005年(縦の点線)から。
法人需要で売れた年間シート等も最近では来場しなければ実数には入らない。
昔の西宮が500を6000と発表していたことを考えると、セ・パの差はデータを見た目よりも狭まっていると思う。 昔はもっと酷かったと言う意味で。
東京ドームができた時、巨人はそれほど観客が増えなかったが、裏興行していた日本ハムが1試合当たり1万人程観客が増えた。 多分巨人戦ではドームに入れなかったから「日本ハム戦でも良いか」と言う人が多かったからだとと思う。 効果はパリーグに出ていた。
金融ブログに一見似つかわしくはないが、観客動員は法人需要に支えられバブル期に伸び、一時低迷したが、フランチャイズの分散、確立や営業努力で最近はプロ野球人気も盛り返していると言う話。
西宮球場は今ではモールに。 西宮ガーデン
データはパリーグBlue book,

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