2009年7月21日火曜日

注目記事 090721


Corruption=汚職
But its origins, and its effects on Japan, were ultimately rotten=腐敗

地方公務員の記事ではよくお目にかかるが、日本の政治記事では中々見られないこの2つの用語。
社会保険庁問題にしろ、隙を見つけては天下りを繰り返すその他官庁にしろ一言で表せばこの”腐敗”と言う言葉が一番表現力を持つと思うのだが、どういう訳か国内ではあまり見られない。 エコノミストが自由民主党の終焉について随分と関心をお持ちのようで、この2つのワードも堂々と使っている。


エコノミスト JBpress

一部抜粋。
終わりの始まり
 19世紀のあるロシア人は、欧州の民主主義は汚職によって弱められていると指摘した。日本の場合は、汚職が民主主義によって和らげられた。1980年代には、公害問題のほか、特定の問題を争点にした野党候補が市や県で躍進するなど、新たな政治問題が持ち上がると、自民党はある程度新しい局面に適応した。
 自民党は1993年に一時的に政権の座を明け渡しさえした。そして、パフォーマンスの得意な小泉純一郎氏が2001年から2006年まで首相の座に就いていた間は、同氏が党に新たな命を与えたように見えた。

 だが、小泉氏が首相の座についた時点で、変革に抵抗を示す政治体質と、経済や社会の激変という現実との間の緊張関係は、耐えられないところまで来ていた。企業はもはやサラリーマンを終身雇用するという約束を守れなくなったのに、政府も社会保障の義務を肩代わりすることができなかった。
 女性はより良い仕事を求めているにもかかわらず、閣僚は女性を「子供を産む機械」と評した。消費者保護の拡大を訴える市民団体の要求は、かなり時間が経ってから渋々と認められるという有様だった。

 今、自民党は改革のジェスチャーすら、ほとんど放棄している。自民党には改革派の議員も多くいるが、その多く、特にいわゆる小泉チルドレンは、8月30日の総選挙で真っ先に一掃されるだろう。一方で古参の政治家は自らの資金源と支持基盤のおかげでしぶとく生き残る確率が高い。
 自民党がいまだに過去から抜け出せないという事実は、その転覆が歴史的な出来事となる理由、そしてこれが真の変革の始まりに過ぎない理由を浮き彫りにしている。
 自民党は、長年かけて朽ちてきた政治体制の要石(かなめいし)だった。変革を成し遂げるには、単に要石を取り替えるだけでなく、骨を折って新しい石橋を作るという作業が必要になる。


随分とエコノミスト誌は関心を寄せている。  もう一本






PIMCOがビルグロースのアウトルック7月号の日本語版を出している。
Investment Outlook 「過食」か「食欲不振」か  ビル・グロース | 2009年7月

ニューノーマルに関してで、意見の基調は一貫している。 読者として認識しておきたいのは、在庫主導による回復で今年中は良い市場があるかもしれないが、ニューノーマルの基準からは逃れられない事と、株式市場に対する見方の時間軸を少し長めにする必要があるかもしれない事だろう。 でもGS決算やIntel決算を見ていると、少ないパイを巡り、ますます一人がちの市場構造になっていくのではと思う。



中国株式市場でお悩みの方に。
春山さん、GS、バートンビッグスと皆強気の中国市場。 バブル発生と理解しても今ひとつ、追っかけにくかったが、津上さんのブログで納得できるものがある。参考まで。


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