2009年7月7日火曜日

アニマル・スピリット 2


ちぎっては投げさんのブログで教えてもらって、日経ブロードバンドニュースの特別編:武者陵司氏にじっくり聞く 東京市場の09年後半展望(7/3)を観させて頂いた。

番組中で、日本のアニマルスピリットがどん底から惹起され日経平均は2万円ぐらいまで戻すような発言があった。

別に日経平均が2万円戻すと言う氏の予測に対してどうのこうのと言う訳ではないが、邦訳後にわかに使われだしたアニマルスピリット。
確かアカロフとシラー氏の説ではいくつかの要件があるとされるのではなかっただろうか?

もう一度日本の投資家が株式に対して本当に熱狂できる状態になるには、将来に対する安心と将来の繁栄に対するストーリー、貨幣錯覚等が必要なのではないかと思う。(本では5つ挙げられている。)

どデフレの日本では貨幣錯覚は難しい。

安心に関しては、単年度で借金が税収を上回った。と言う今日の記事。 日本の国の借金は国内でファィナンスされている。と言うのが財政赤字額の対GDP比率の高さに対する反論であるならば、日本の金融資産(世界に誇れる程巨額でもなくなった)が外に出れば国のファィナンスが危うくなる。

まるでマドフスキームような年金の問題も解決の兆しが見えない。

天下りは世間の批判にも一向自主的な是正の兆候すら見せず、新たな問題も日々追加されている状況。

期待される総選挙では民主党が勝ちそうだからと僅かな期待も持てなくはないが、中小企業に20兆でも出せみたいな国民新党と連携、郵政問題では反動的な動きすら見せる民主党。

多分日本の市場に必要なのは、ストーリーなのだろう。 それでなくては下げ過ぎの反動相場の域は抜けられない。
そう言えばアメリカもそうだ。   インドと中国は未だストーリーがある。

日本株は世界的景気敏感株だから戻しは凄いなんてストーリーは悲しくなる。景気が戻らなかったらどうなるんだ。

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