2009年8月4日火曜日

シモネッタ


Twitterである人から紹介されて読んだ本だ。
紹介が無かったら通常の生活の中でこの本を手にとる事は先ずなかっただろうと思う。

僕のブログの題名になっている Porco Rossoは宮崎駿の「紅の豚」から取ったありふれたものだが、Rossoはチンザノ・ロッソで分かるように赤の意味で、porcoが豚だ。

元来豚とか犬とかは侮蔑の意味の言葉に使われる。 それを案じてかTwitterのある人は是非porcoの意味を理解しておいた方が良いと言う親切な意味のアドバイスをくれた訳だ。
但し彼の勧めた本は、同じ著者 田丸久美子さんの「目からハム」のほうだったが、生憎本屋に在庫が無く、新刊であるこの本を読んだ次第。

これは著者が若かった頃、頻繁に(合計70回)訪れたイタリアの、しかも食欲、性欲、睡眠欲、財欲、名誉欲と5つある本能の中でも特に性欲に纏わる話で、実に面白い。

例えば単語「ビエディーノ」、説明すると、食事中に食卓の下から足を伸ばし、足を軽く愛撫する愛の合図だ。 もともと畳み暮らしの日本ではありようも無い単語だが、こんな単語がある事つまり行為として一般化している事それ事態が凄いと著者は言う。 僕もそう思う。 この単語是非使えるようなシチュエーションがあればと思うが、どうだろうか。 またイタリアには「セックスする」と言う動詞が星の数ほどにあるが、ナポリ弁では「フォテレ」、42(フォティトゥ)? に英語でオフコースと書いたTシャツが土産になっているそうだ。  つまりやってるかい?って挨拶だそうだ。

この本はエピソードには事欠かないのであるが、ここでネタバレしても仕方無い。 興味のある方は多いと思うので是非読んで欲しい。
熟年の恋などあたりまえなのだ。

イタリア紀行とあるように、シチリアも含むイタリアの主要な観光地をカバーしてあるので、性欲と関係無く、イタリアに旅行する前には是非読んでおきたい本であるし、僕も読後は是非イタリアに行きたいと思うようになってしまった。

イタリアでも大学を出ても就職口は中々見つからず、日本の学生同様、正社員に採用される日を待ちながらフリーター生活を送る。若者の平均月収は1000ユーロ、都会は生活事情が悪く、ワンルームでも800~1000ユーロ。 イタリアでも30歳までの子供の7割が親と同居するパラサイトシングルなのだそうで、これは日本固有の問題と言うわけでもなさそうだ。 

僕はもちろん最初に薦められた「目からハム」も探して読むつもりだ。

ではでは 42?

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