2009年9月2日水曜日

思考の整理学 


この本は発刊の1986年から2006年迄の20年間で17万部売れたベストセラーであったが、この9月1日に累計100万部を越すミリオンセラーになった。
この2年で83万部販売した訳だが、きっかけは2年前の盛岡の書店員の店頭での紹介文「もっと若い時に読んでいれば・・・」にあったそうだ。

従ってわざわざブログで紹介する事も無いのかとは思ったが、Twitterをやっていて案外知らない人も多いのだと言う事が判ったので敢えて書いておく。

僕は駅の小さな本屋でこれを見つけて、上にあるような事情を知らずにコレを読んだ。 その後知り合いに良い本があると紹介したおりに、「若い時に読んでおけば、もう少しは思考法が整理されていたかも知れない。」と言ったものだ。 その知人はこの本にまつわる事情を良く知っており、「だから今売れているじゃない。」と返答してくれた。
つまりそう言う本だ。

僕は勝間さんの本は「おきている事はすべて正しい」しか読んでないが、セレンディピティの紹介や、整理学等々は多分勝間さんのベースにこの本があるのでは無いかと推察する。 と言えば興味がわく人もいるかもしれない。

最近の広告用の帯の売りは「東大・京大で一番読まれた本」となっている。

本書は現在のようにパソコンが発達し個人で普通に年賀状用の名簿がDB化できたり、ネットでWikiを使って何でも調べられるような環境になる直前の1986年に書かれている。

記憶はコンピュータが行なうから、人間は思考力を強化しておかなければならないと言う話で、勝間流に言えば「捨てる力」とかのデータの整理法。 既知と未知の区分等、思考の整理法などが中心となっている。

様々な本を読む前に、是非一度。 文庫だし文章が良いので読んでいて心地良い。
この僕の文章を読んで、整理法をもっと勉強したほうが良いと感想を持つ方がいても、それはしょうがない事だ。 この本は未だしばらくは読書中なのだ。


追記:僕はセレンディピティと言う単語を中々憶えられなかったのだが、こう記憶すると楽かもしれない。
この由来はセレンディップ(セイロン、今のスリランカ)の王子達が旅に出るといつも目的と違う物を発見して帰ってくる事からきている。 「セレンディップの王子達」、これでOK。

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