2009年9月29日火曜日

ブログ1周年


私がブログを書き始めたのが、昨年の9月の終わりであったので、このブログはかれこれもう1年になります。

あまり進歩しないまま、1年が経過した上に、最近はTwitterの影響もあり、更新が減ってきてしまいました。
もう一度気合を入れ直そうかと反省しております。

この1年随分と本を読んできました。 専門書もそうですが、何と言ってもこれまで読んだ事のなかった村上春樹を翻訳も含めて殆ど読破した事は私自身にとってとても大きな出来事でした。こう言った知性に若い時に出会っていればと読みながら何度も思ったものです。 それまでの私の思考法の根底は司馬遼太郎の歴史観やその登場人物の人生観に大きく影響を受けていたように思います。 それは正に団塊世代までの価値感であり、明治以来登り続けてきた坂の上の雲が見えた時に日本はバブル崩壊を迎えたのかもしれません。 時代は知らない間に大きく動いていた事を実感せずにはいられませんでした。 またバブル崩壊から既に20年近く経っているのにも拘らずポスト・バブルの話をしているようではどうしようもない。のかもしれません。

また以前は金融関係にしろ、どうしてもテクニカル(チャートと言う意味では無く)な読み物が多く、投資関連の書籍でもジェレミー・シーゲルやモーブッシン、後はRisk magagineやAlternative系の資料、あるいは勤務先のアナリスト達の発行するリサーチ・レポートが中心となって大局観を持つと言う、経営者として一番大事な事を忘れていたようにも思います。 しかしここ数年は折からの金融危機もあり、良書が数多く刊行されました。 読んだ本は左コラムの Porco Rosso Amazon storeにリストされております。 沢山読めないから1冊だけ推薦しろと言われれば私は、ジャック・アタリの「21世紀の歴史」か2006年になりますが、トフラー夫妻の「富の未来」をお勧めします。

エラリアンの「市場の変相」やタレブの「ブラック・スワン」、アカロフ・シラーの「アニマル・スピリット」は勿論名著ですが経済書です。もう少し広範囲におよぶ世の中(世界と言う意味で)の変化を捉えるにはこの2冊がお勧めです。 サルコジ大統領が為替取引に対する課税(トービン税)の話をした時に、市場参加者や経済学者の多くは反対しました。規制には原則反対なわけですが、ほんの少し視野を広げておけば、人間は必ずしも合理的に行動するわけでは無い。と言うせっかくの行動経済学の成果をもう少し有効に使えるのかもしれません。

このブログを書き始めた頃は米国経済のチャート等もあまりブログで見つけられなかったのですが、段々とそれらはカバーされている事に気付いたり、nykabuでジェームス北川さんがブログを充実してくれたので、僕自身が自分でやる事は減っていきました。 つまり書く事も減ってきた次第です。 本の紹介に関しては、以前は良い本だから読んだほうがいいですよ。と言う具合に本を紹介してましたが、よくよく自分の事を考えたらそんなに数を読める訳ではありません。 従ってブログを見れば読む必要が無いよ。と言う書評の方が読者にとっても良いのではないかと最近は考えています。

これまで読んで下さった方有難う御座いました。
ブログはもう少し続けようと思ってますので今後とも宜しくお願いします。


0 件のコメント: