2009年11月15日日曜日

年金制度の体系2 年金 ③


前回に作成した図があんまり評判が良くなかったので、少し作り変えてみました。
日本語にしたのと、それぞれの基金の資産量を加味してみました。
クリックすると大きくなります。



どう言う事かと言うと、それぞれの四角形の横の長さは年金の加入者数。
縦の長さが資産の額になっています。
一番大きな厚生年金で資産量は127兆円。加入者は3,457万人になります。

これをどう見るかと言えば縦横比が肝心です。縦に細長い方が加入者1人当たりの資金が多いと言う事になります。 公務員の共済と確定給付年金が立てに長い形をしていますね。
公務員と一部の大企業従業員だけが手厚く守られている事がわかると思います。

一方で国民皆が入る国民年金の資産量は8兆3000億円しかありません。
20代の納付率が50%台にあるなど、税方式にせよ何にせよこの部分の改革は必然となっています。

以下
国民年金基金 2兆1000億
厚生年金 127兆円 金額は多いのですが縦横比では正方形に近いのです。
厚生年金基金 25兆円
適格年金 8兆1000億円
確定給付年金 32兆円
確定拠出年金 4兆円


国民年金が少ないと感じます。これは創設当初は完全積立方式、つまり積み立てた中から給付していくやり方、あなたの払ったお金は積み立てられて返ってくると言うやり方だったのですが、1966、1969、1973年と法改正によって給付額を大幅に引き上げてきた為に、今では賦課方式になっているためです。

賦課方式とは世代間扶養つまり若い人の支払ったお金でお年寄りに支払うと言うやり方でこれだと資産量が8兆円しかなくても構わないわけです。 入金された年金を右から左にお年寄りに払うと言うやり方です。 

詳しくは社会保険庁のこのレポートを見てください。

また運用報告は厚生年金と一緒にしてなされています。

厚生年金の左側に小さく国民年金基金とあります。これは国民年金と間違いやすいのですが、自営業者の為に、サラリーマンの厚生年金に替わるものとして作られています。 付加年金はその中の一種ですが掛け金の小さいものです。 国民年金基金は社会保険庁では無く国民年金基金連合会によって12の業種、全都道府県毎に設立されている国民年金基金が統括されています。 天下り先かな?とも思いますが確認はしていません。

ここでは確定拠出年金のおおよその大きさと位置付けがわかって貰えればと思います。
この4兆円の市場に各社DC用の投資信託を投入していますので、中々競争の激しいマーケットだろうなと感じますね。

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