2009年12月7日月曜日

オプティマイゼーション ①


フィナンシャル・プランナーが、ポートフォリオのアセット・ミックス(資産の組み合わせ)を推奨する時に、期待リターンと言うものを持ち出します。
また我々の厚生年金や共済、国民年金も適正な配分比率による資産の組み合わせと言う考え方で、基本的に現金、債券、株式を混ぜあわせます。
勿論、これに外国証券や不動産も加えたりしますが、ここでは簡単に。

これらはそれぞれに期待リターン、リスク(ボラティリティ)、共分散を入力し、マコービッツの効率的フロンティア上の取りうるリスク値に見合った最適な組み合わせを計算する事になります。オプティマイザーを使います。

成程、少々難しいですが、考え方はわかりますよね。

しかし、どうでしょうか? 現金の期待収益は預金金利で0.3%とか、国債も1.3%とかわかり易いですが、株式の期待リターンって何だ?

今度、セールスなりプレゼンなりの時に質問できる機会があれば聞いてみて下さい。

技術的には、ヒストリカル・データ方式、ビルディングブロック方式、シナリオアプローチ方式などがあり適当に決めている訳ではありません。

例えば、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)では平成20年度業務概況書において以下のように推定しています。


ここでの前提は物価上昇分 1% を下駄として(ここから問題があるのかもしれませんが)実質収益率をのせる形になっています。ビルディング・ブロック+ヒストリカル方式でしょうか。

株式は4.8%の期待収益。 国内債券は3%ですか。短期資産も2%となっていますが、??  外国株式は5%でリスクも国内株式よりも低くなっています。


資産配分は結果以下のようになっています。21年度第一四半期



では万事心配ないか?と言うとですね。
2004年に年金改正がありましてそこで再計算がなされています。
当時の計画では平成20年には156兆円があるはずでしたが、実際には116兆円しか無く、いずれ国債の問題に加算されて大きな問題と化すると思います。
ちなみに市場環境が悪かったからだけではありません。  このブログsmartblogを参照して下さい。 

書きたかったことが全然書けませんでしたが、続きは明日にします。

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