2010年5月23日日曜日

日本の不動産に触手を伸ばし始めた中国人資産家たち


TVを観ていて気になったニュース①

「上海や北京のマンションは高すぎて買えないから、それと比べると東京の物件は安くてお買い得です。特に港区が良い。」



90年頃のマンハッタンで、不動産やホテルを買い漁っていたのは、日本の不動産会社、生保、銀行ばかりではありません。個人投資家が随分と買っていました。

ある日、日本から美容チェーンを展開する40代の結構な美人投資家が銀行マン(地銀)と証券マンをお供にNYのオフィスを訪ねてきました。 彼女は多分君島、かなにかの上品なスーツにフェラガモの靴。時計はカルティエのベニュワールみたいな楕円形でよく手入された左手の指にはリングはありませんでした。 つつしみ深いメイクとアクセサリーはとても知的な印象を醸し出して、とうてい成金には見えませんでした。若いオトコをふたり引き連れている以外には。

事前に日本の某支店長から電話で「大事なお客様だから宜しく頼む」としつこく頼まれていた私はとてもじゃないが私とも思えないぐらいの笑顔で応対に出ました。

トレーディング・ルーム見学の時(当時は結構平気で来客を入れていた。)彼女は私のブルンバーグを観て、「あら、これ為替がわかるのね」と言って、まんざらでもない証券マン君に日本に帰ったらすぐ手配するように指令していました。



彼女の目的はマンハッタンのハイライズ(高層マンション)の購入でした。当時これが意外に流行っていました。そりゃ日本と比べれば床面積の割りには安いと誰でも思います。

「東京や大阪のマンションは高すぎて買えないから、それと比べるとアメリカの物件は安くてお買い得です。特にマンハッタンが良い。」

マンハッタンのコンド(マンション)の価格はその後一旦下落、銀行マンが同行している事から推察されるように、この手の投資は借金で行っていましたので、日本の地価下落とともに皆投げてしまいます。

マンハッタンの地価はその後大きく上昇、今回の米国不動産バブルに至ります。我慢して持ってた人は何倍にもなったでしょう。 安値で買っていれば今回の不動産不況であっても充分余裕があると思います。

ちょっと違う点は現在持ち直したとは言え、日本の不動産はずっと下がり続けている事。

「XXノブッケンハタカスギテカエナイ、ソレニクラベルト〇〇ハヤスイ」
呪いの言葉でしょうか。


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