2010年5月11日火曜日

The Romance of a Busy Broker


株式ブローカーのマックスはいつもの美人アシスタントを連れて出社した。

彼は出社するとすぐに書類とティッカー・テープの山と化したデスクに座り、引っ切り無しに鳴る電話とカウンター越しにがなりたてるお客の売り買いの怒声の中に埋没していった。

寄り付きから少し落ち着いた頃、人材紹介会社が、新しいアシスタントの候補者を連れて来たが、今いる彼女から見ると下品で魅力の無い女だった。 第一、彼はそんなもの頼んだりした憶えは無かったのだ。 人材紹介会社の担当者は怒り心頭で帰っていったが、彼にとって今のアシスタントは充分過ぎるぐらいに満足だったのだ。

午後になると市場は乱高下を繰り返し、彼の忙しさはまさに頂点に達しようとしていた。


すると少し離れたほうから芳しい香りがしてきた、それは香水の芳香とかでは無く、良い女にしか醸し出せない特有のものだ。


彼は目の回るような忙しさの中、どうしてもこれだけは済ませておかねばならぬと思い、アシスタントの彼女のデスクに突進してこう言った、

「ほんのちょっとしか時間がないんですが、そのほんのちょっとした時間の間にお話したい事があるのです。 ぼくと結婚してくれませんか? ぼくは、世間一般の手順を踏んであなたに求婚する暇が無かったんです。 でも、心からぼくはあなたを愛しています。 どうかすぐ返事して下さい・・・・・・・あの連中がいまユニオン・パシフィックの株を売り叩こうとしているんです」

「まあ、何をおっしゃってるの?」
彼女には彼の言っている意味がさっぱりわからなかった。


こう言う市場は首が上下に振れすぎないように週足をしっかり見ておくと良いかもしれません。


ユニオン・パシフィックはハリマンの会社

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