2010年7月9日金曜日

コロンブス


昨日たまたま見たのですが、NHK教育テレビ 地球ドラマチック

ドイツの番組なのですが、知らなかった事が多くて驚いてしまいました。

例えば「馬」
西部劇ではインディアンが勇壮の乗り回していますが、コロンブス達がアメリカ大陸に持ち込んだもの。
「馬」自体は北アメリカ大陸が原産で化石も発見されているのですが、氷河期に絶滅してしまいます。
ウィキによると絶滅以前、更新世の氷河期にベーリング海峡を渡ってユーラシア大陸に渡ったものとされています。

コロンブス達が持ち込んだ馬が野生化して驚くほどの速さで繁殖していたそうです。
これは牛や豚も鶏も同じで、アメリカ大陸固有のものはバイソンか七面鳥ぐらいだそうなんですね。
もちろん穀物は麦も無くとうもろこしだけだった。

りんごやオレンジ、グレープなど果樹も無かったそうで、これはアメリカの蜂は限られた種類の花の蜜しか吸わず、受粉機能が充分で無かった為で欧州からミツバチを持ち込む事によって果樹が育つようになったそうです。

反対にアメリカからヨーロッパに渡ったものとしては、
トマト、じゃがいも、タバコ、砂糖。
イタリア料理と言えばトマトですが、これはかなり後の事つまり最近の事、大量生産された乾燥麺であるパスタが出来てからだと言う話はイタリア人から聞きました。
特にじゃがいもはヨーロッパの人口増加に大きく寄与したと番組では言ってましたね。

グレゴリー・クラークの「10万年の世界経済史」では欧州の人口増加に関して産業革命にばかり着目して大陸からの資源の導入と言う要因にはあまり重きをおいていませんが、昨日のこの番組のほうがはるかに説得力がありました。 NHKオンデマンドで見れます。有料でもよほど役に立つ番組でしょう。
ん、役に立つ?

ところでコロンブスは新大陸の第一発見者なのに何故アメリカと呼ぶようになったのか?

wiki コロンブスの死後、ドイツの地理学者マルティーン・ヴァルトゼーミュラーが手がけた地図には、南米大陸の発見者としてコロンブスではなく、アメリゴ・ヴェスプッチの名前が記されてしまった。この結果、ヨーロッパでは新大陸全域を指す言葉として「コロンビア」ではなく「アメリカ」が使われるようになった。

コロンブスは死ぬまであれはアジアだと主張していたそうですから、発見にはならなかったようです。アメリゴは当時の一般常識に反してあれは「新大陸」だと主張したそうですから仕方が無いでしょう。


コロンブスは既に地球は球体である事を前提に西へ向かいましたが、参考にしたトスカネッリの世界地図は下のようなものでした。発見した陸地はアジアのどこかであるとしか考えられないですよね。



ウィキより、ジパングがかなり大きい


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