2010年8月6日金曜日

地デジ化の延期



朝日新聞オピニオン
来年7月24日実施の地デジ完全移行について

NHK専務理事・技師長永井研二さん 延期はダメ
vs 
立教大学准教授砂川浩慶さん 遅らせれば良い事ばかり

これを読んでいくつか、青字は砂川さんの主張。

「総務省実施の地デジ世帯普及率は83.8%で計画を2.2%上回ったと言うのはテレビや街頭で喧伝されていたが、この調査手法は、事前の電話に対し「調査に応じてもいい」と表明した世帯にだけ調査票を郵送した結果で高めに出るに決まっている、民間調査では7割だろう。」

大本営発表でしたね。こう言う事するとこれから発表するデータの信頼性に関わりますよね。特に賃貸アパートなど集合住宅の多い都市部の普及率が悪い。

NHKは地デジ対応が間に合わなかったところから受信料が取れない。仮に10%、500万世帯、この層は生活が厳しいからこれまで受信料をちゃんと払っていた世帯を低く見て1割とすると75億円の減収となってしまう。NHKのアナログ放送維持コストは年間60億円だからアナログも併行して継続したほうが良い。民放は現状のテレビ台数1億2、3千万台に対して地デジ対応テレビは7、8千万台にまで落ち込むからスポンサーは広告費の値下げを求めてくるだろう。

確かに古いテレビは別の部屋において2台目、3台目として使っている家も多いでしょう。ただでさえつまらない民放のコンテンツがさらに劣悪化しそうですね。

地デジは「よりよいメディア環境でより良い番組を提供すると言う「目的」に到達する為の「手段」であるはずが、地デジ化そのものが「目的」になってしまっている。


永井さんの地デジ化擁護は地デジの素晴らしい面だけを強調されていて決して何も間違ってはいませんが、砂川さんの反論には答えていませんね。
面白い記事でした。


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