2010年10月8日金曜日

グラフ 101007


11月から韓国でG20が始まります。 議題の中心は為替レートで特に割安な人民元の修正に議論が集中すると見られています。
ここで各国通過の動きをひとまとめにして見ておきましょう。

各通過の1ドル当たりの値を、アメリカがリセッションに入る直前の2007年11月30日を100として指数化して並べたのが以下のグラフです。(従ってユーロは通常1€=$ですからひっくり返っていますので注意して下さい。またこのグラフはデータ更新が5日程度おくれていますのでこれも注意が必要です。ユーロは再び反転しています。)クリックで大きくなります。

下から先ず円で独歩高です。途中までユーロがつきあっていましたが、直近のユーロ安がかなり大きな動きであったことから今では人民元すら追い越して対ドル通貨安になっています。ブラジル、インド、韓国と順番が続きます。ドルの投資家から事後的に見ると2009年前半がインド・ブラジルのおおきなチャンスであったことがわかります。
中国としても自国通貨の過小評価には一定の理解は示すものの、リセッション以前の水準と比較すると人民元は対ドルで安くはないと反論するかもしれません。主催国である韓国は本来であれば少々発言しにくいところなんでしょうが、遠慮なんかしないでしょうね。日本は言いたいことを言えばよいのではないでしょうか。(デフレの通貨高は横においておく)


最近等ブログのブレーク・イーブン・インフレへのアクセスが増えています。
そこで、最近のグラフをチェックしておきましょう。ブルンバーグでは USGGBE10:INDで見れます。10の部分を30にすれば30年債のスプレッドになります。
ブレーク・イーブン・インフレ率はインフレ連動債(TIPS)からみた投資家のインフレ予想になります。最近の米国市場はデフレ=「日本みたいになる」を恐れていましたからインフレ期待が盛り上がると株式市場も上昇すると云う形になっていますね。赤い線がSP500で右軸です。


データ:ブルンバーグ

適当なエントリーになってしまいましたが、「こういったグラフもあるよ。」と云うことで。

3 件のコメント:

オ さんのコメント...

こんにちは
韓国でのG20は来月(11月)ですよね?

Porco さんのコメント...

そうですよね。
今回は財務相G8ですよね。
直しておきます。

学生 さんのコメント...

この記事きっかけで色々調べてみて、凄く面白かったです。ありがとうございました。http://www.zerohedge.com/article/fridays-side-meeting-g7-finance-ministers We note that at the time of the Plaza Accord the US Current Account as a %age of GDP was running at 3-3.5%. In Q2 2010 the US current account as a %age of GDP was 3.4% of GDP. Also going into the Plaza Accord, interest rates were near all time lows in most countries, a similar situation to today. 人民元改革が望ましいんでしょうけど、プラザ合意の時って数年でアメリカの貿易赤字が拡大したんですね。 http://ecodb.net/exec/trans_weo.php?d=BCA&s=1980&e=2010&c1=US&c2=JP http://www.dbj.jp/reportshift/topics/pdf/no083.pdfを見ますと当時の日本産業はアメリカの雇用に貢献してないでしょうし、当時の企業間貿易の比率を考えると、今よりも真面目に深刻だったんでしょうね。 http://www.jetro.go.jp/world/japan/stats/trade/ の機械機器が詳細になったのが1988年からなので、日本の貿易黒字増加の寄与項目に興味がありますが、http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/tradeq_a/html/dai2.html を見ると自動車以外も構成比率が大きそうですね。 ありがとうございました。