2011年3月21日月曜日

プロ野球チャリティー・ゲーム


あんまりこんな事をくどくどと書きたくはないのだけれど、またプロ野球の話だ。

3月25日に開幕戦を強行しようとしたセ・リーグが選手会や世論の反発と文科省からの要請で開幕戦を延期することにした。最初のカード3試合を先送りにして、29日にスタートとしたのだ。しかしこれはどう見ても楽天星野監督が言うように「茶番」でしかない。

私はプロ野球ファンである。長い付き合いだ。従ってプロ野球を攻撃しようとしているのではない。「普通」の経営感覚を取り戻して欲しいだけなのだ。このままでは確実にファンが減ってしまう。

震災前の時点では3月25日にゴールデン・タイムの地上波で3つの大きなスポーツ・イベントが予定されていた。

テレビ朝日=キリン・チャレンジカップ「日本代表xモンテネグロ代表」戦、静岡
フジテレビ=世界女子フィギュア女子SP
日本テレビ=「巨人x横浜」東京ドーム

視聴率の予測はサッカー>フィギュア>巨人戦だった。

スケート協会とサッカー協会は早々と中止を発表したが、セ・リーグはパ・リーグが延期する中「スポーツは勇気を与える」として25日開幕強行を発表したのだ。これだけでも何か不信感を誘う。「発言」に信頼性が付与されないのだ。だから抗議の電話が殺到した。プロ野球としてはここは一番仕切り直さなければいけない局面なのである。

日本サッカー協会は29日に大阪長居球技場で「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」日本代表対Jリーグ選抜を企画している。岡崎や本田圭佑など海外組の参戦も報じられているし、三浦カズも意欲を見せている。カズがピッチに立てば弥が上にも盛り上がるだろう。セ・リーグが主張していた「スポーツが勇気を与える」とはこうした企画のことだろうと思う。プロ野球選手は歯がゆい思いをしているのではないだろうか。

私が考える解決策はこれだ。
開幕をパ・リーグと合わせて4月12日とする。
選手会が中心となってNPB(日本野球機構)に働きかけチャリティー・ゲームを行う。
4月2日(日)に今回の突然の延期で京セラ・ドームが空いているから、各チームから数名ずつ選手を出してセ・パ対抗とか、楽天対その他球団でも良いだろう。
日本テレビがスタジオにタレントでも集めて募金しながら中継すればいいじゃないか。こうすれば野球界から明確に「国民を勇気づける」メッセージを発信できるのではないだろうか。

プロ野球ファンとしてこれ以上ゴタゴタして欲しくはないのだ。
新井選手会長、オープン戦は21打席1安打らしいけど是非頑張って下さい。

3 件のコメント:

MAQUI さんのコメント...

私も、約40年の長きにわたり、プロ野球観戦を楽しみに生きておりますが、Porcoさんのご意見に全くの同意です。
政府に対し、民間や現場の人々の行動の素晴らしさに涙が止まらないここ一週間、民間の行動で最も憤りを感じたのは、セ・リーグの対応です。

某選手のブログで「選手の皆さんには申し訳ないが、もう野球は二度と見ません」というファンの方の書き込みを読みました。本当に悲しいことです。
実際に試合をする選手たちも、今はそういう段階ではないとはっきり発言しています。国民に夢を与えることを仕事としているプロ野球選手が、今、率先して何をなすべきか、指揮官たるマネジメント層が正しい方向性を示せないとは・・・。企業で言えば、社員や顧客、株主の意見を無視する経営者です。そんな企業が存続できるはずはありません。

しかし、個々の選手たちは非常に前向きに対応していると思います。現場の力は強いです。日本の復興同様、プロ野球界もこの危機を乗り越え、強く立ち上がってくれることを信じています。

匿名 さんのコメント...

ブログに書かれているとおりだと思います。今何をすべきか、必死で支援を考えている他のアスリートを見習ってもらいたいです。そしてチャリティーマッチをぜひやってもらい、野球で元気を与えて欲しいと思います。日本の野球にはそんな力があると思います。そして、フロントにはもちろん失望しましたが、選手には常識、良識がある、そう信じたいです。

Porco さんのコメント...

コメント有難う御座います。
サッカーはやはり三浦カズが選抜されたようです。どうにも野球はセンスがご老人みたいですね。