2012年5月14日月曜日

ダウンロード FRED



前回はFREDの機能を使って名目GDPとニューヨーク・ダウを同じグラフの中に特に何らの工夫をすることも無くそのまま描いてみた。

こうしたデータは最初の1947年と最後の方では数字の桁が大きく違う。ちょうど複利のチャートのようになっている。そこで前回原油価格で試したように、チャートの縦軸を普通の数字から対数に変えてみる。




こうすれば非常に大雑把で尚且つ途中に紆余曲折こそありそうだが、GDPの規模の増加に沿って株式市場も一緒に拡大してきた事がわかるのではないだろうか。株式の投資家は一般にGDPデータ発表の時はいつも緊張して見つめているものだ。何故なら景気が拡大することは株式にとっても良いことだからだ。

しかしこれではGDP、ダウ指数とも右肩上がり以上には何もわからない。どうしようも無いので、ここでエクセルのアド・インを使って上記グラフのデータを自分のエクセル・シートにダウン・ロードしてみよう。この手の2つのデータの関係を調べる場合は相関係数を出すか回帰分析でもしてみるものなのだ。
各項目のIDはグラフの上に()で書かれている。名目GDPは"GDP"で、ダウ・ジョーンズ指数は"DJIA"である。

ここでエクセルを起動してFREDのアドインに入る。


アドインのダウンロードの仕方はFRED Add-In for Microsoft® Excel®を参照して欲しい。あるいは金融市場Watch Weblog Tech Laboでは日本語で説明してくれている。(FREDについて書かれたものはあまりないと前回書いたけれど、@gion_mktのこのサイトは優れている)

先ず、単純にGDPのデータをダウンロードしてみよう。


このようにデータが自動的にダウンロードされる。このデータは名目GDPの値である。


2つ以上のデータを一度に取得するときには、まとめて書いてもかまわない。

ちゃんと以下のようにダウンロードしてくれる。


ここで、グラフ作成機能を使ってみる。Build Graphの小さい三角をクリックするとポップ・アップ・ウインドウが出てきて複数データ系列のグラフ作成をしてくれる。

その結果が下の画面、

今回は縦軸を対数軸にする代わりに、GDPの数字やダウ指数そのものをLN関数を使って自然対数化してみる。つまり軸のかわりに数字そのもを変えてしまう。
下のグラフでは左がFREDのグラフ作成機能で作成したもの、右がLN関数で自然対数化されたものをグラフ化したものである。

他のデータで色々と試してみれば直ぐに慣れると思う。



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