2012年11月19日月曜日

Kindle Paperwhite届きました。


本日アマゾンからKindle Paperwhite が配達された。3Gのついていないバージョンで本体価格が7980円、電源アダプターが990円、アマゾンのレザー・カバーが3499円でしめて12,469円(税込)である。本体価格と比較してカバーが高いと感じるかもしれないが手に持った感触はすこぶる宜しい。むしろiPhoneと共有でき、PCのUSBにつないでもOKの電源アダプターが無駄だったと思っている。

Twitterでレビューを書けとのリクエストがあったし、買おうかどうか迷っている人がいるのであればレビューを見たいのは当然だろうから書いておくことにした。ただし3G付が良いのかどうかは未だわからない。何しろ今日届いたばかりだから、このレビューはあくまでファースト・インプレッションでしかない。

僕は外出時に必ず本が必要な人間である。しかも必ず紙のブックカバーが必要で、欲をいえば丸善で購入時につけてくれる茶色の紙のカバーが好みである。丸善は最近白いカバーになったので僕は茶色い紙を使いまわしして、今では擦り切れてボロボロになっている。

外出時に連れ出す本はハード・カバー本は滅多になく、新書、文庫、選書のどれかであり、何冊かにカバーをつけて常時待機させてあるのだが、その中にはカバーはかけてあるのだが、あまり面白くなくて途中で読むのを止めた本も混じっている。外出時に慌てて(大体慌てる)適当に本を選ぶと、面白くない本が混じっていることもあって、その時は恐ろしく手持ち無沙汰になってしまう。で、あまり手持ち無沙汰だと、読む本もないことだし帰りに一杯やっていくかということになって、結果として非常に脳と肝臓に悪いのである。

まあ、管理が悪いだけなのだけれど、一旦そうした本のカバーをはずして本棚か処分行きに決定してしまうと今後二度と読むことが無い。そう思うと処分を躊躇してしまうのだ。Kindleは一冊分の重量でそうした問題を解決してくれるし、また家の中でも非常に手軽だ。


今回は配達されてすぐに「日露戦争、資金調達の戦い」を購入してダウンロードしておいた。これはKindle読者から見て拙著がどう見えるのかのモニターのためと「お前、本書いたんだってな」とさして親しくもなかった昔の知り合いに「お前」と声をかけられた時の宣伝用である。

さて肝心のKindleの評価であるが、本をよく読む人でiPadやアンドロイドを持ち歩いていない人は「絶対に買い」である。これはもう何の間違いも無いし、考えるまでも無い。こんなコストパーフォーマンスの良い商品はこれまであまり見たことが無い。画面は充分にきれいだし、重量もOKである。

別にハードウェアが安いといっているのではない。使い方としては青空文庫がとても身近になる。夏目漱石、僕の好きな織田作之助、その他数えきれない、つまり読み切れないほどの名作が無料で揃っている。これが8千円ですべて自由に読めるなんて、しかも外出時にKindle一冊持てばOKだなんて信じられるかい?

例えば青空文庫には魯山人だけでもかなりの作品がある。鰹節やうなぎの調理法の話だけでも8千円の価値は飛び越えている。もしも「おいしんぼ知識レベル」の知ったかぶりがいて鼻についたとしても、チャッチャッと読んで魯山人で対抗できるなんて最高だよ。

僕の兄のようにiPadやNexusも買う人は多分これも買うのだろうからそれでいいとして。僕としてはあまりガジェットを持たない人で本好きに是非買ってほしいと思う。文庫本を一冊鞄に入れておくつもりで。



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