2013年8月27日火曜日

『金融の世界史―バブルと戦争と株式市場』書評



拙著『金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書) 』も発売から早くも3ヶ月が経過しました。すでに数多くの書評を頂戴しましたので、ここに整理しておきたいと思います。ウェブで読める書評にはリンクを張ってあります。



新潮社新潮選書HP 評者:藤野英人氏
「ココロとフトコロに聞く冒険の書」(新潮社『波』6月号)
「(略)世界の歴史が金融という観点でぎゅっと凝縮されている。少ない紙面の中にそれぞれの時代の金融の歴史が詰まっているので、行間にある思いがまたすごい。何よりも金融という業に対する愛情が深いのである。正確に誤解のないように丁寧に書かれている抑制的な文章がそれを引き立たせる。そしてそれを感知するのも、私が同様にこの金融業界に対する愛情がある故かもしれない。・・・」


週刊東洋経済 6月15日号
「人々を魅惑し続ける金融。その側面から世界史を眺めるとき、人間の欲望史としてとらえるか、英知の足跡としてとらえるかで、違った歴史が浮かび上がる。本書は後者に近いといっていいかもしれない。・・・・」(編集部)


週刊エコノミスト 7月2日号 WEBで読めますが有料です。
「(略)一般に経済史の本は2種類に分かれる。厳密だが読みにくい本と面白いが不正確な本である。本書は読みやすさと正確さのバランスがとれている。ビジネスマンの知的武装や大学教師の授業のネタ本として格好の素材である。」評者:高橋克秀 (メキシコ・ベラクルス大学客員教授)


日本経済新聞日曜版 6月30日
「(略)世界の金融市場が歴史的な危機のさなかにあるだけに、過去の歴史を知っておきたい」 (編集部)


日経ヴェリタス 7月1日号
読者カフェ この一冊「金融インフラの歴史分かりやすく」
「(略)若手金融マンや個人投資家が『歴史的背景を今まで知りたかったけど時間はないし、調べ方も分からなかった』と思いそうなテーマを網羅している。図表も豊富。出典付なので自分で調べたい時に役立つ」


クーリエ・ジャポン8月号 今月の本棚
長期的な視点で市場が見えてくる。
「人類の歴史がいかに戦争とバブルによって彩られてきたかがよくわかる。アベノミクスに一喜一憂するのがバカらしくなる」


朝日新聞日曜版 8月4日
BOOK asahi.com
「古代バビロニアのハムラビ法典(すでに上限金利の決まりがあった!)から、現代のオプション取引まで、金融制度の発達史を描き出す一冊。」


HONZ 7月9日 
『金融の世界史』歴史はお金とともに 評者:高村和久氏
「本書は、金融の歴史を描いていながら、その時代の素直な生き方を描いているのが魅力である。著者は「金融史とはお金に形を変えた人間の欲望の歴史でもあります」と述べる。そして私には、その欲望が一種の希望に見えたのだ。」


きんざいデジマガ 8月21日
第11回「金融の世界史」評者:金融庁・監視委 大森泰人氏
「(略)それでもなお著者が期待するように、金融史を学べば、現実を必然として絶対視する誤謬からは解放される。少なくとも私はこの本を読み、歴史への認識がより客観的に矯正され、将来の多様な可能性への視野が広がったような気がした。官民を問わず金融に携わるすべての人にとって、備えておくべき常識のデータベースと位置づけられるだろう。」


週刊金融財政事情 9月2日
「経済と歴史をクロスオーバーさせて平易に語る好著」津上俊哉氏
「本書は平易に読めるが、啓発大な好著であり、是非一読をお勧めしたい」


追加:2014年1月12日

年末の週刊ダイヤモンド2013年経済書ではベスト第20位でした。
その他年末には各サイトでご紹介頂きました。

モーニングスター
年末年始に読むべき6冊
http://www.morningstar.co.jp/event/1312/ms5/holidays/books/index.html

やまもといちろうブログ
年始に読みたい3冊+プラスワン
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/12/3-2655.html

竹松俊一のランダム・ウォーカー
2013年のビジネス・経済書ベスト3
http://d.hatena.ne.jp/random_walk/20131229/p1


萱野稔人 書評委員が選ぶ「今年の3点」朝日新聞
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013122900005.html








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