2014年3月14日金曜日

為替レートと株価


日本と輸出相手国のシェアやインフレ格差を修正した実質実効為替レートは80年代後半のプラザ合意の頃を除くと2002年頃までだいたいはドル円とほぼ同じ動きをしていた。それは主な輸出先が米国だったからだ。しかし米国中心だった輸出先が中国を始めとするアジア諸国に重心が移り始めるとドル円とは次第に乖離するようになってきた。

この辺りの事情は一般社団法人日本貿易会HPのキッズ・コーナー:日本の主な貿易相手国がわかりやすいだろう。

実質実効レートは1円あたりで計算されているので円安円高時にはドル円と逆方向に動く。従ってグラフ化に際しては逆数をとって基準点を決めて比較しやすいように計算してある。



そして貿易相手国に大きな変化があったのだから日経平均の動きもドル円よりも実質実効為替レートと同じように動くようになってきた。実際の輸出を繁栄しているわけだから一理ある。相関係数を計算するまでもない。ジャパン円インデックスというものもあるけれど、実質実効為替レートは月次計算で発表も遅れるからトレードには適さないが全体像を把握するには重要だ。日経平均を語るときにドル円の10円の円安よりは人民元を中心とするアジア通貨の方が重要だったりするはずだ。


porco

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